MTGArena 『灯争大戦』ランクドラフト7-0報告書 ~古き良き? 青白飛行ビート~

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 本日(2019/05/11)AM0時より開始の、灯争大戦ランクドラフトで、幸運にも7-0することが出来たので、簡単な報告を。

 

 

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デッキは青白飛行ビート

でした。

 

これはリミテッドデッキにおいては灯争大戦に限らず、多くの環境に見られる形で、地上をタフネス偏重クリーチャーで固めて、青と白の飛行クリーチャーで勝ちを目指していくデッキの形です。

 

神話レア・レアカードは以下の三枚。

【永遠神ケフネト】と【時の一掃】は、文句なしのボムレアカード。

特に【時の一掃】は、七勝のうち、四勝ほどをこのカード一枚で決めたと言っても過言ではない、強力なカードでした。

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アンコモンは以下の四枚。

【永遠衆の天空王】は言わずもがなの最強格アンコモン。時の一掃ともまあまあ相性が良くて、凶悪そのものでした。

また【太陽の義士、ファートリ】は、本人のカラーリングは緑白ですが、タフネス偏重生物の多い青白というカラーリングでは、特に強力なカードでした。

 

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今回のデッキから学んだ事1 : 時の一掃(全体除去)は強し!

このデッキは、クリーチャーが15枚 それ以外のカードは8枚、土地17枚の配分でした。つまり、特にコントロールに寄せた訳でもなく、普通にクリーチャーで殴って勝つことを目指したデッキです。

そのため、場のクリーチャーをすべて破壊する【時の一掃】は、自分のクリーチャーを巻き添えに破壊してしまう可能性が高く、使えるタイミングの難しいカードになるかもしれないと予測していましたが、実際はそんなことはなく、【永遠神ケフネト】よりも遥かに強力なカードに感じる程でした。

 

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まず、リミテッド環境において、多くの場合、レアカードはあまり警戒されません。

なぜかといえば、

 

 1単純にピック出来る確率が低いから

 2レアカードを意識しすぎると、展開に遅れが出て、テンポで負けてしまう

 

そのため必然的に時の一掃も警戒されづらいですし、実際、敵がこのカードを警戒してきたことは七戦で一度もありませんでした。

 

さらに、一度見せたら確実に二戦目以降は警戒されてしまうBO3ならともかく、一戦で終わりのランクドラフトならば、普段よりもさらに初見殺しカードが強力になります。

 

序盤を劣勢に進めているフリをして、相手がライフを詰めようとクリーチャーを大量展開したところにこのカードが刺されば、大抵のデッキはそれでゲームエンドです。

(ただし、クリーチャーを全く出さない。という大胆なプレイをすると、対戦相手にも警戒される可能性もあるので、適度にこちらもクリーチャーを展開していくことが重要だと感じました)

 

今回のデッキから学んだ事2 : 灯争大戦では、カウンターはやはり強い

このデッキの非クリーチャースペル8枚のうち、3枚はカウンタースペルでした。

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普段の環境なら、少し多すぎるくらいですが、前回の記事でも触れた通り、

PWや永遠神といった、一度定着すると戦局が固まってしまうカードを防ぐのには、カウンターは非常に有効なカードです。

 

特に、今回使ってみて、元々はあまり好きではなかった【造反者潰し】の評価がグーンと上昇しました。

 

理由は2つ。

1、ボムカードは基本的に重いため、このカードの存在を気取られてしまっても、2マナ余分に支払うとなると、かなり展開が遅れる。

2,2マナ支払われてしまっても動員は出来る。

です。特に2つ目の事は今まで知らなかった(気づいてなかった)ので、目から鱗でした。

 

今回のデッキから学んだ事3 : ファートリは青白にて最強?

上の方で軽く触れましたが、改めて、【太陽の義士、ファートリ】というカードについて。

このカードは単純に強力なPWが多い中、さほど強力ではないPWに分類されると思います。

単体では何もせず、デッキに入っているクリーチャーとのシナジーだけがこのカードを運用する理由になるので、単純に色があっているからというだけで入れて良いカードではありません。

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忠誠度能力も、押し込まれているときなら悪くありませんが、このカードを運用するなら、注目するのは常駐能力の【パワーではなくタフネス分、クリーチャーがダメージを与えるようになる】という方。

 

この能力、じつはファートリ自身のカラーである緑白よりもはるかに青白というカラーリングの時の方が強力だと感じました。

なぜかといえば

1:緑白は基本的に地上で殴るデッキでになりがちで、ファートリを引けなかったときにタフネス偏重クリーチャーはあまり強くないし、そもそも緑にはタフネス偏重クリーチャーが少ない。

2:青白というデッキの場合、タフネス偏重のクリーチャーはファートリなしでも『地上を止める』という役割を持てる

3:青色のタフネス偏重クリーチャーは強力なものが多い。

という三点からです。

【呪文持ちの奇魔】【突飛な幻想家】【アショクの潜伏者】といったカードは、普通の青白デッキでも喜んで入る上に、ファートリが入ると、それらが強力なフィニッシャーにも変化するのです。

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反面、白のタフネス偏重クリーチャーはさほど強力ではないですが、種類が多く、青白というデッキの性質には合っているので、青白を目指すならピックしていきましょう。

 

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ちなみに、【ルーンの壁】は防衛持ちなので、ファートリが場に出ても殴ることが出来ないことを忘れないようにしましょう。

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